【緊急注意】リンゴ病が過去10年で最多!妊婦・保育従事者は特に警戒を
2025年春、日本全国で「リンゴ病(伝染性紅斑)」の感染が急増しています。
特に妊婦の方や保育・教育現場に従事する方にとっては、胎児への影響や流産リスクもある重大な感染症です。
厚生労働省は、医療機関・病院・クリニック・薬局などと連携し、感染対策の徹底を呼びかけています。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250507/k10014798701000.html
■リンゴ病とは?
リンゴ病(正式名称:伝染性紅斑)は、パルボウイルスB19によるウイルス感染症で、
- 風邪のような症状が数日続いたあと、
- 頬がリンゴのように赤くなる紅斑が現れる
といった特徴があります。
通常、子どもでは軽症で済むことが多いですが、妊娠中に初感染した場合、胎児に深刻な影響を及ぼすことがあるため、特に注意が必要です。
■患者数が急増中:全国で過去10年最多に
国立健康危機管理研究機構によると、2025年4月第4週(4月27日まで)時点で、1医療機関あたりの平均患者数が1.3人と、
過去10年間で最多となりました。
感染が多い都道府県(1医療機関あたりの患者数):
- 栃木県:4.56人
- 群馬県:4.36人
- 山形県:3.54人
- 北海道:3.39人
- 福島県:3.14人
東北エリアでは山形県・福島県で特に多く、宮城県・仙台市の医療機関・薬局・保育施設でも今後の拡大が懸念されます。
■妊婦と子どもに接する仕事の方は特に注意
厚生労働省とこども家庭庁は、以下のような対策を推奨しています:
- 風邪症状のある人との接触を避ける
- こまめな手洗い・うがい
- マスク着用
- 保育・教育・福祉・医療従事者は日常的な健康観察の徹底
保育園・小学校・病院・クリニックなどの事業者は、職員の健康管理体制を見直す良い機会かもしれません。
■社労士の視点から:感染症リスクと職場体制の見直し
現場の負担増が予測される中、人員配置やシフト調整、体調不良時の柔軟な対応体制が求められます。
- 処遇改善加算・ベースアップ評価料など各種加算制度を活用し、
- 従業員が安心して働ける職場環境を整備することが、
- 医療・介護・教育現場の継続的な運営につながります。
■HOLOS(ホロス)社労士&行政書士Laboより
私たちは、医療機関・薬局・介護事業所・保育園の皆様に対し、
人員配置・就業規則整備・加算制度対応などの支援を通じて、感染症に強い職場づくりを応援しています。
仙台・宮城県エリアを中心に、全国対応も可能です。
お気軽にご相談ください。
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