たった20分の運動で記憶力アップ? 8週間後にも効果が!
こんにちは、「おくすり社労士」ことHOLOS(ホロス)社労士&行政書士Laboの石田むねきです。
今回は、北海道教育大学・森田憲輝教授の研究による「運動と記憶力」に関する興味深い報告をご紹介します。教育や医療、介護の現場、そして働く私たち全員に関係があるテーマです。
https://medical.jiji.com/topics/3758
■ 20分の運動が、記憶を8週間後まで支える
研究では、大学生44人が「20分間の中強度の自転車運動」をした後、記憶力テストを実施。その結果、運動後に学習した方が、8週間後に約10%も多く単語を正確に思い出せたとのこと!
短期的な効果は見られなかったものの、6〜8週間後には差が明確に。記憶の定着には「直後の成果」だけでなく「時間をかけた評価」が大事ということがよく分かりますね。
■ 薬剤師として感じる「脳と運動」の深い関係
運動によって脳の血流が増え、神経伝達が活性化するのは医学的にも知られています。私も薬剤師として、日々の健康管理の一環として「軽めの運動」を提案することがありますが、今回の研究はそれを裏づけるエビデンスのひとつです。
忙しい毎日の中で、20分の運動を習慣にすることで、学びや仕事の効率もアップするかもしれません。
■ 社労士として伝えたい:職場での運動習慣支援
職場環境においても、こうした運動の効果をどう取り入れていくかは注目ポイントです。
とくに医療・介護現場では、ベースアップ評価料や処遇改善加算を活用して職員の働きやすさを支援する医療法人・社会福祉法人も増えてきました。
そこで「健康経営」の一環として、短時間の運動機会を制度に組み込む法人も出てきています。
宮城県・仙台エリアでも、こうした取り組みがもっと広まるといいですね。
■ おわりに
「医療・薬局・介護と言えばHOLOS(ホロス)」と覚えていただけるよう、これからも皆さまに役立つ情報をお届けしていきます。
記憶力アップも、業務効率も、人生の質も。20分の運動から変えられるとしたら、始めない理由はありませんよね。
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